歯を舌で触ってみてください。ぬるっとしていませんか?
それが細菌のかたまり=プラーク(歯垢)です。
プラークは時間の経過とともに唾液中のカルシウムと沈着して石灰化し歯石となります。歯石は硬く歯磨きでとることはできません。
毎日の歯磨きだけでは取り残してしまっているプラークを、専門的な器械や器具を使って除去するクリーニングです。
歯面や歯間の部分を中心に歯茎のごく浅いところまでがクリーニング可能です。
歯と歯茎の間にできた溝(歯周ポケット)に隠れているプラークと歯石をハンドスケーラーや超音波スケーラーで除去するクリーニングです。PMTCに比べると歯茎の中の方までクリーニングします。
歯石は歯磨きで取ることができない上、一度取ってもしばらくすると再形成されるため、定期的なクリーニングが必要です。歯周病と言われたことのある方は、必ず3~4ヶ月に1度、健康な方でも半年に1度受けることが理想的です。
毎日歯磨きをしているのに、虫歯、歯周病になってしまう!?
それは、自分でキチンと磨いたつもりでも、なかなかできていないものなのです。
「磨いている」と「磨けている」とは違います。
気をつけて磨いていただきたいのは、
・歯と歯の間
・歯と歯肉の境目
・ご自分の歯と詰め物との境目にできた段差
などです。
歯ブラシの動かし方から磨き方、歯間ブラシやフロスの使い方、食生活の注意点まで丁寧にご指導いたします。
噛みあわせが悪いと、体にどのような影響が出るのでしょう?
虫歯を予防してくれる役目を果たす唾液の自然な流れが悪くなることと、歯磨きの際、歯ならびの悪さから、キレイに口のすみずみまで磨くことができないのも大きな原因です。磨き残しが多くなりますからね。
歯ならびや噛みあわせの悪さからくる磨きにくさには治療が必要です。
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虫歯が進行し、除去する部分が多くなった場合に、歯の形を補う人口の治療物を、冠の ようにかぶせる治療法が、クラウンの治療です。
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